山の土地を売るには?スムーズに売れる?

「山に土地を持っているけど売りたい!」そういった悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。相続が発生して、親から山の土地を受け継いだ方も多いのではないでしょうか?ですが山となると買い手も限られてきますし、普通の不動産屋は相手にしてくれないことも多いです。

特に最近は地方の不動産は買い手もつかず、困っている不動産屋も増えてきていますからね…。果たして山の土地を売ることはできるのでしょうか?

山を所持している親が亡くなり、相続させられる子供世代も珍しくない

最近はあなたのように山の土地を売りたいと考える方は珍しくありません。特に山を自分で買って所持している人も少ないでしょうし、大抵は山を所持していた農業や林業をしていた親世代が亡くなり、相続させられる人が多いです。

特に最近は少子高齢化により受け継ぐ子供世代自体が減ってきていますからね。その割に親世代は数が多いので、そういったいらない土地の相続で大変な思いをしてしまう人が多いんです。特に不動産については、相続放棄をしても管理義務が消えません。

これは民法に書かれていて、不動産については相続放棄をした後でも元の相続人が同等の注意をもって管理すること、と規定されていますからです。結局は子供世代やその親戚に管理義務が発生してしまうのです。

山の土地を売るには、土地を丸ごとを売るのが一般的

あなたのように山の土地を売りたい場合は、土地を丸ごとを売るのが一般的です。これが最も値段が高くつく可能性があります。ですが、山の価値については、

・そこに生えている木の品種

・主要な道路から近くアクセスはいいか

・間伐は行われているか

・木材の搬出路は確保されているかどうかこういったことが総合的に判断されます。きちんと手入れされていて、以前林業を行っていたり、業者が出入りしていた場合であれば売りやすくなります。ですが、最近は地方は過疎化が進んできていますので、以前よりはかなり売りにくくなっている面は否めません。

近所の不動産屋に相談してみるのも手

山の土地を売りたい場合は、やはりその地域の不動産屋に相談してみるのが一番です。その地域に精通した不動産屋であれば、買ってくれそうな人にも心当たりがあるかもしれませんからね。近くの商店街にあるような不動産屋でもいいので、1度訪ねてみるといいでしょう。

むしろそういった昔からある、その地域の人たちに顔が利くベテランの不動産屋の方が、買い手を探してくれる可能性は高いと思います。結局はこういったその地域に精通して知識のあるベテランの不動産屋さんに、なんとかアドバイスをもらうしかないと思います。

地方となると大手の不動産会社も進出していない傾向にありますので、こういった人に頼って、人づてで買い手を見つけていくのがセオリーですね。

地域の森林組合に相談してみるという手も

あとは山の土地を売りたい場合は、地域の森林組合に相談してみるというのも手段の一つです。やはりどこにもそう言った、森林組合というものはありますし。林業関係者などが所属していることも多く、誰か買ってくれそうな人に心当たりがある可能性もあります。

特に都会と比べて山があるような地方ですと、なかなか大手の不動産会社などが参入していなかったりします。結局はこういった人づてに買い手を探していくしかないかもしれません。

不動産無料一括査定サイトで見積もりを取ってもらう手も

あとは山の土地を売る方法としましては、不動産無料一括査定サイトで見積もりを取るというのも手段の一つです。

最近は複数の不動産会社に査定を取ってもらえる査定サイトが増えてきていますし、一番高く値段を提示してくれる会社に売却することができます。ですが、さすがに山の売却となると扱うことができる不動産会社も限られてくると思います。

何かのヒントにはなると思いますので、手軽に利用してみるのも良いでしょう。

林業をやって活用するという手もあるが…

あとは山の土地を売るのではなく、林業をやってその山を活用するという手もあります。土地を売るのではなく、そこに生えている木を売却するという方法です。最近は林業従事者も減ってきています。活用できそうな質のいい木が生えている山であれば、もしかしたら売れる可能性もあります。

ただ、やはり素人がいきなりそういったことをすることは難しく、まず林業の会社に就職して修行をすることになってしまいます。それに地方はさらに過疎化が進んでいきますからね。ある程度発展している都道府県であれば一考の余地はあると思います。

地方の土地、ましてや山となると引き取ってくれるだけでもありがたい

最近はそういった、親から受け継いだりした山の土地を持て余して「売りたい」と考える方も多いのですが、山となると基本的に田舎の方で、あまり発展していない地方に住んでいる方が多いと思います。今は地方ほど過疎化しており、そもそも人が減ってきています。

つまり土地の価値も下がってきている傾向にあるんです。ましてや山となると管理も大変ですし、なかなか買い手もつかない可能性が高いですね。「タダ同然でも引き取ってもらえれば御の字」ぐらいに考えておいた方がいいと思います。

間違って「山の土地を売って儲けよう」なんて考えると、買い手も見つからなくなってしまいます。

早く売らないと固定資産税だけがどんどんかかってくる

山の土地を売りたいという気持ちはわかりますが、やはりなかなか山となると買い手がつかない可能性も高いです。

ですが、不動産は持っているだけでも、固定資産税がかかってきます。山の土地となると評価額は低いかもしれませんが、土地の面積が多いと結構な金額になってきてしまう可能性もあります。「いらないから、自治体に寄付しよう」と考える方も多いですが、最近はどの自治体も財政難に陥っていて、固定資産税は貴重な収入源になっているため、断られてしまうのがオチです。

使わない土地の固定資産税を払い続ける事ほど無駄なこともありませんので、なんとか売っていくしかないと思います。

不動産は管理責任もあり、売れないと管理していかなくてはいけないので

山などの土地を売りたい気持ちはわかりますが、やはりなかなか売れずに持て余している人が多いのが現状です。しかし不動産については管理責任がありますので、何かあった場合にあなたに連絡が来てしまう可能性があります。

ましてやそこの木などが倒れて通行人に怪我でもさせようものなら、あなたに賠償責任が発生する可能性もあります。最近はそういった管理責任を負いたくないからか、親から受け継いだ不動産などは相続放棄をする人も増えてきています。

しかし相続放棄をしても管理責任は消えませんので、結局なんとかする羽目になるでしょう。とにかく地域の不動産会社などに相談して、アドバイスをしてもらった方がいいかもしれませんね。